日常を笑うファインダー/AKIPINとSACHIKO(AKIPINの妻)

2021/02/15流行りの音楽家を見つめる。/AKIPIN

くらしのははは Instagram

最近の流行ってる音楽の中では星野源にしか関心がないのだけど、先日6歳になった娘がドラえもん映画の”オフィシャルヒゲダンディズム”の歌をうれしそうに口ずさんでいるのを見て、”オフィシャルヒゲダンディズム”には(娘を楽しませてくれてありがとう)とは思っている。思ってはいるけど、今のところぼくが「Official髭男dismの歌を〜」と正式に書いたり、ましてや「ヒゲダンがさぁ〜」と流暢に語ったりできそうな見込みはない。覚えられないのではなく、心のハードルが高い。別の人が浮かんでしまう。実のところ”オフィシャルヒゲダンディズム”と書くのもかなり無理して変換してるのであって、ぼくの心の中では”おふぃしゃるひげだんでぃずむ”といつまでも無変換のカタコトのままだ。

そんな”おふぃしゃるひげだんでぃずむ”はものすごく流行っている。技術もセンスもすごい感じがするし、人柄も誠実そうだ。なのにいつまでも”おふぃしゃるひげだんでぃずむ”なのは、ぼくがオッサンになりかけているということなのだろうか。オッサンはいやだ。自分をちゃんと見つめなければならない。というより、娘を楽しませてくれる音楽家をぼくはちゃんと見つめなければならない。お、Official髭男dism。そう、Official髭男dism。よしOfficial髭男dism。正しい文字を見つめ続けていたら見えてきた、ぼくにはやっぱり聴こえてきた。ルネッサーンス。

 
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