日常を笑うファインダー/AKIPINとSACHIKO(AKIPINの妻)

2020/01/26フーフトーク1/AKIPIN

ぼくと妻はたくさん話をする。
まじめな話もするけど、どうでもいい話をけっこうする。結婚する前も、した後も、子どもが生まれる前も後も、ただただ二人でどうでもいい話をして流れていく時間が好きだ。
自然に生まれたその会話を後から思い出して書き留めることが、数年前、毎日の趣味のようになっていた時期があった。なんて趣味だろう。

ふと思い立って、そのとき書いたものを見返してみた。その中のほんの一部。

妻:パウンドケーキ焼けた
夫:おー焼きたておいしいんやろなー!
妻:そうでもないで
夫:いやーおいしいやろー!
妻:少し置いた方が生地が落ち着いておいしくなる
夫:そうなん?
妻:うん
夫:ほんまにそうでもなかったんや
妻:ごめん
夫:うん
妻:盛り上がってくれてたのにごめん
夫:うん

そんなこんなで、夜は更けていった。

妻:肉じゃがどんぶりもうできるし
夫:今日ライス少し少なめで
妻:はい
夫:あ いま店みたいに ライス ってあえて言ったんわかった?
妻:うん
夫:ごはんじゃなくてライスって
妻:うん
夫:ライスって言ったんわかってて反応なし?
妻:こっちもいそがしいねん!

そんなこんなで、夜は更けていった。

夫:『キャビア』とか『トリュフ』とか、高い食材って名前からしてかっこいいな
妻:ほんまやな
夫:変な名前で高い食材って逆にあんのかな
妻:・・・
夫:・・・
妻:『すっぽん』
夫:高い!変な名前!

そんなこんなで、夜は更けていった。

だから何だというわけではない・・というより、人からは「だから何だ」と言われるだけのことだけど、これからも、夫婦で「ははは」と会話しながら生きていきていきたい。


 
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