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2019/06/30「くらしのははは」のはじまり

古藤:
このウェブサイト「くらしのははは」を始めるにあたっては、ぜひともAKIPINさんにお声がけしたいと思っていました。形になるのがとてもうれしいです

AKIPIN:
ありがとうございます

古藤:
最初、幼少期からの友人・青木くんに「こういうウェブサイトを開設したいから協力してほしい」と相談したとき、「コンテンツ作りにはおすすめの人物がいるで!」と紹介してもらったのがAKIPINさんでした

AKIPIN:
インスタグラムを見てくださったんですよね

古藤:
AKIPINさんが投稿している奥様の料理の写真は、衝撃的でした。料理の写真を撮っている人は多いですが、AKIPINさんの写真からは、その場の匂いとか、人が喜んでいる声とかが聴こえてくるように感じたんです。そこに人が生きている感じ、と言うか

AKIPIN:
いやあ・・・うれしいですね

古藤:
写真の投稿数は300枚くらいでフォロワー数が40,000人以上って、ものすごい数ですよね・・・。
こんなにも多くの方に見られていることについて、どう思いますか?

AKIPIN:
正直、ただただ不思議でならないです。
ぼくは写真の腕、知識やテクニックとかは、本当に全然まだまだだと思います。夫が妻のごはんを撮っている、というのはちょっと珍しいかもしれないですね。別に珍しさを狙ったわけではないんですけど。
写真を撮るためのセッティングとかはほんとになにもしてなくて、ただ単に、妻がいつもの生活のために作っているごはんの風景を撮ってます

古藤:
それがいいんでしょうね。でも、相当仲が良くないとあの距離で毎日毎日撮れないですよ

AKIPIN:
ぼくがあれを撮っているのは土日の朝と昼くらいです。ぼくは普通のサラリーマンをしていて朝の出勤はバタバタで、なかなか撮れないですね。
結婚して14年になりますけど、仲はだいぶいいと思います。
撮っている間は妻はただただ黙々と淡々と、いつもの家事を続けています。カメラをなんにも意識しないので、妻の動きはものすごく早くて、カメラの中にはブレ写真ばっかりです

古藤:
そのライブ感が新鮮なんだと思います。あとは、写真に添えられているAKIPINさんの言葉も心にぐっとくるものがあるなあと感じます。この人は本当に、それはもう相当、奥様のお料理が大好きなんだなと

AKIPIN:
好きですね・・・おいしいんです

古藤:
そんなに?

AKIPIN:
はい・・・。ぼく、自分自身の能力とかで人に自慢できるものはないですけど、「妻のごはんがおいしい」だけは自信を持って言ってしまいますね。まあシンプルに夫バカですけどね!

「おのずと湧き上がってくる喜び」を求めたい

古藤:
「食べる」ということには昔からこだわりがあったんですか?

AKIPIN:
いえ、今ぼくは38歳なんですけど、年々、価値観が変わってきました。昔は、「食べる」ことはただ生きるための手段くらいに思っていて、お腹が満たされれば十分、っていうくらいだったんですけど、だんだん、「食べる」ことは手段だけではなく、生きる目的と言っていいんじゃないか・・・と思うようになってきました

古藤:
すごい変化ですよね。そんなふうに変わってきた理由って何なんでしょうか?

AKIPIN:
自分でも不思議なんですけど、一番は、「何に価値を置いて生きていきたいか」ということについての考えが変わってきたからかなぁと思います

古藤:
いや、興味深いですね。それについてはぜひ、今後更新されるエッセイで聞かせていただきたいです。
おいしいものを「食べる」ってただただ幸せなことですよね。家族や友達や、好きな人と食べたらもっと楽しいですし

AKIPIN:
そうですね。自分の心や身体から、おのずと湧き上がってくる喜び。そういうものを求めることが一番の「目的」だととらえて生きていきたいと、そんなことを思うようになりました

古藤:
ものすごく大切な考え方だと思います。歯科医としては、その「食べる」という行為を、歯の健康をとおして支えていきたいと思っています

人の笑顔の支えになる「場」を作りたい

AKIPIN:
ぼくは4、5年置きくらいに虫歯になってしまうんですが、歯が健康でなければ、「食べる」ということをしっかり楽しむことができないですもんね

古藤:
暮らしの土台にあるのが「食べる」こと、「食べる」ことの土台にあるのが「歯」だと思うんですよね

AKIPIN:
「歯」の土台にあるのは「歯ぐき」ですね

古藤:
歯は普段はあまり意識されないかもしれませんが、歯の健康から暮らしを支えることにやりがいを感じています

AKIPIN:
あ、「歯ぐき」流しましたね

古藤:
歯ぐきもものすごく大事です!歯ぐきというよりも歯を支えている骨ですが、そのことについてはいくらでも語れますがどうしましょう?

AKIPIN:
いくらでも!今日はスルーしましょう!

古藤:
そうしましょう(笑)
ここでちょっと宣伝めいたことを言いますと、私の運営している「大津テラス 古藤歯科クリニック」は、父親の代に開院して約40年、滋賀県大津市で歯の治療を続けている歯科医院です。矯正や予防といった従来からの治療はもちろんのこと、女性医師を在籍させるなどといった現代ならではの工夫もいち早く取り入れています。
今後は、関西圏ではまだまだ数少ない口臭予防にも取り組んでいこうと考えています。いろいろな方法で、もっともっと皆さんのお役に立っていきたいんです。
そのうちの一環が、このウェブサイト「くらしのははは」のオープンです

AKIPIN:
一環、と言うには、歯科医さんが診療のこと以外のウェブサイトを開くというのは例がないんじゃないでしょうか

古藤:
きれいごとのようですけど、私は、人を笑顔にすることがしたいんだなーと思うんですね。でも、自分の治療で治せる人の数には限りがある。そこで、治療以外にも人を笑顔にできることってないかなぁと思っていたとき、「ふらっと立ち寄ったら笑顔になれるような場」をウェブ上に設けることを思い立ちました。

AKIPIN:
なるほど

古藤:
その「場」を使っていただきたい方の一人として、まずAKIPINさんにお声がけさせていただいた次第です

「ははは」に込めた願い

AKIPIN:
ありがとうございます。ちょうどぼくは、メインとしているインスタグラムとは別に、もう少し気楽に表現できる場があったらなぁと思っていたところで、なんとも奇遇です。
「くらしのははは」というサイト名はなかなか印象的ですよね

古藤:
暮らしの中にある何か楽しいこと、人間らしいことを見つけて共有して、見てくださった方の笑顔にちょっとでもつながったら・・という願いが込められています

AKIPIN:
「歯」医者さんだけに「ははは」。うまいこと言いましたねぇ〜

古藤:
元気な歯が並ぶとね、笑顔が生まれるんです。まあAKIPINさんが考えてくれたんですけどね

AKIPIN:
言っちゃうんですか!

古藤:
ははは

AKIPIN:
ははは

古藤:
ともかく、方向性とかをあまり明確に決めすぎ、ゆったりとやっていきましょう。更新頻度もゆったりで

AKIPIN:
はい

古藤:
ウェブサイトの運営は、私にAKIPINさんを紹介してくれた友人・青木くんに協力してもらいます。彼は彼で今後、関東で観光農園の立ち上げを計画していて、今後そのことをもサイト内で紹介していきます

AKIPIN:
楽しみですねぇ。もともとぼくと青木さんは、青木さんが広報担当をしていた京都のとある観光農園で知り合いました。ぼくはただの客でしたが、農園で行われたフォトコンテストでグランプリをいただいたことがきっかけで親しくなりました

古藤:
ふしぎな縁でつながった私たちですね。どうぞこれから、よろしくお願いいたします

AKIPIN:
こちらこそ!よろしくお願いいたします

 
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